リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる①

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リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる①


良い本との出合い・・

図書館で目に留まった本のタイトルが、リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる 外山滋比古 著です。まずキズのあるリンゴのほうが甘い理由として、なんとかキズをかばおうとして力を出すのだろうという話から人間にも似たことがある・・。

そして秀才と凡才を比較して、凡才だった人が失敗を繰り返す中で努力を重ねて大成し、秀才だった人は最初は順風満帆ながらも最後は凋落していった実例が挙げられていました。うさぎとかめにも通じる話で、凡才の私にとってはおおいに励まされたわけです。



かわいい子には旅をさせよ

第2話の中では、わが子を千仞の谷に落とす気概を とのタイトルで、何不自由なく育てられた子は勉強はできても苦労を知らないので、競争すればたたき上げてきた人間に負けると・・。

以下引用(昔の人は考えた。やはり親だけでは人間を育てることはできないと発見する。もちろん親に死んでもらうことはできない。死んだつもりで、よそへ出す。他人のメシを食えば、こどもは、つよく、賢くなる。それで「かわいい子には旅をさせよ」ということわざが生まれた。)

わが子に離島留学をさせたい・・

なかなかに激しい話ですが、こうした話は言われてみるとその通りだなあと頭では思うものの実際にできる親は少ないのだと思います。そんな中、私も子どもにあえて苦労などさせられないような親かもしれませんが、実は少し前に離島留学の話を知りました。

これを子どもに将来経験させたら、素晴らしい一生の宝になるのではないだろうか、と考えていた時にこの本に出合ったのです。自分が少しぼやけた感じで考えていた思いを、はっきりとした言葉で教えてくれたと思い、まさにわが意を得たりとなったのでした。

離島留学について紹介しますと、例として南種子町(種子島)では、島外の小中学生を1年間、地元の学校に受け入れる制度があるそうです。里親留学での募集は小学2年生から中学3年生までで、南種子町が委嘱する里親のもとで1年間留学するというもの。

宇宙留学と銘打たれていて、ご存じのとおり種子島宇宙センターがありロケットの打ち上げを間近で見学できるそうです。親である自分までワクワクゾクゾクしてきます。

これをわが子に体験させたら、都会での1年間と比較してどれだけ多くの貴重な体験ができ、どれだけ成長して帰ってくることでしょうか!! さて今、不登校で苦しんでいるお子さんがいる親御さんは、思い切って離島留学を進めてみてはいかがでしょうか。

私の子どもは上の子が小学校低学年ですので、5年生ぐらいになったらぜひ経験させてあげたい(妻の説得が大変かも)と密かに思っています。効果がありすぎて、戻りたくないと言われたら大変ですが・・(苦笑)






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