「書評」洞窟ばか 吉田勝次著

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洞窟ばか~すきあらば前人未踏の洞窟探検~ (扶桑社新書) [ 吉田勝次 ]
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図書館で何かのコーナーにこの本が置いてあり、目立つ場所だったので、すぐ表紙やタイトルが目に飛び込んできました。

最初は洞窟か。まあほとんど知らない世界だからちょっと好奇心がそそられたものの、表紙が地味だったし難しい内容なのかなと思い、通りすぎました。

しかし好奇心の非常に強い私は、後から何だか気になってしまいました。まあ面白くなかったら読まなければいいし、とりあえず借りてみようとなったのでした。

ところが読み始めると、まあ面白くて面白くて、九死に一生を得たような話やとんでもないエピソードやら、著者の破天荒な生き様などにそれはそれは引き込まれること引き込まれること・・。洞窟の何百メートルもあるような竪穴に降りる話も出てきますが、読んでいる私が深い深い穴に引き込まれるようでした。

こういう本でも、普通は読んでてもつまらない所があったりするものですが、この本は最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。

それと長いこと洞窟の中にいる時は、排泄をどうしてるんだろうと途中読みながら気になってきました。でもまあ、そこらへんでしても誰かに迷惑かからないし、バクテリアが分解して自然界で循環するものだしなあと思っていました。そんな野暮なことにはわざわざ触れないだろうとも思って読み進めていると、そのことについて事細かく書かれていてびっくり・・!!

まー、すごい世界だなと信じられない思いに駆られたり、思わず吹き出しそうになったりと、まさに衝撃的でした!!



シャイでナイーブな私にとっては、著者の生き方には圧倒されました。内容をこれ以上紹介してしまうと、読んだ時の感動が薄れるといけないので、これ位にしておきます。

私のようなシャイでナイーブな方は、この本を傍らに置いておき、人間関係などで悩んだ時に読み返すことをオススメします。著者の好きなことを思いっきりやり抜いて突き進んでいく生き方や、極限状況を疑似体験することで、いまの悩みがちっぽけに感じて、生きる力が湧いてくるのではないかと思うのです!!!



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