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シャイでナイーブな私にとって、笑いは大きな壁。子どもの頃は自然と笑えるものですが、(それでも私はシャイなので、子どもの頃からそんなに笑うほうではなかったです。特に人前では緊張して硬くなり、人見知りが強くて・・)高校生ぐらいになると、笑っても心からの笑いではないので顔が引きつったりして、目が笑ってないとよく言われたものです。
そうしているうちに笑わなければいけない時など苦痛になってきます。例えば、写真撮影で、はいチーズなどの場面。なんで面白くもないのに笑わなければいけないのか・・。などと思いつつ、今では自分の子どもの写真を撮る時、はい笑って~ (笑わなければ)頼むから笑って~ などと自分が嫌がってきたことを押し付ける私。つくづく人間身勝手なもんですね~~ 私だけかな( ̄▽ ̄)
さてシャイでナイーブな人は笑うことが苦手だと思いますが、やはり良好な人間関係を築くため、楽しく生きていくためには、笑うことを避けて通ることはできないと思います。
そこはシャイでナイーブだからと諦めることなく、私自身もこの笑いやら、ユーモアを磨くことなどについて学びながら実践していきたいと思っています。皆さんと一緒にたくさん失敗しながらでも良いので、取り組んでいきたいですね。
そして魅力ある笑顔・笑いが分かる・ユーモアを磨くといったことは、婚活している人にとっては、とても大きな力となるでしょうし、子どもから大人までどんな人にとっても非常に大事なことですね。
さて前置きが長くなりました。笑い!がわかればあなたは変わる 三遊亭竜楽著
ですが、冒頭の部分を引用します。
なぜ『笑い』なのか 世の中の現状は?
「この前、カレシと別れたの」
喫茶店でのこと。隣の席からOLらしき女性の会話が聞こえてきます。
「だって面白くないんだもの」
「じゃあ、仕方ないわね」
今や「面白くない」は「金がない」や「ルックスが悪い」よりも致命的なのです。
引用おわり
この冒頭部分で引き込まれました。私自身、笑いが大事なことは何となく分かっていたつもりでも、そんなに深くは考えてなかった気がします。もちろん笑わなくても生きてはいけますし・・。でも何はさておき笑い・面白さということが、一番大事なのではと思えてきますよね。
つかみや笑顔の大切さなど、落語家として仕事で笑いを究めてきた方が書いた本ですので、とても勉強になります。
また三遊亭竜楽さんは落語の世界に27歳で入るまで、10人以上の人前で喋ったことがなかったそうです。竜楽さんが落語家になったことを知った親兄弟親戚友人知人たちは腰を抜かすほど驚いたそうです。
シャイでナイーブな私にとって、竜楽さんはとても親近感がわきますね。そういった方が書いた本だから、説得力もあります。天才型タイプの人の話であれば、自分には真似できないし、努力で何とかなる話ではないと思ってしまうかもしれません・・。
本の中に説明がありますが、出てくるだけで面白くて笑いが起きる人、そういう人を ”フラ” があると言うそうです。
以下引用
私も自分の中にない笑いを求めて苦しんだひとりです。そんなとき師匠の円楽がさり気なく話してくれました。
「出てくるだけで面白い芸人はいる。羨ましいと思うだろう。でもな、お前みたいなタイプの方がいろんな噺ができるんだよ。フラに頼った人は大成しないことが多いんだ」
落語家として現在まで活動してこられたのは、この言葉のおかげだと思っています。
引用おわり
皆さん、いかがでしょうか。シャイでナイーブだからと諦めずに、努力努力で魅力ある人間にもなっていけるのだと、勇気づけられる思いになりませんか。シャイでナイーブな人はコツコツ努力することは得意だと思います。皆さんと一緒に私もコツコツ努力して、今まではつらいことが多かったかも知れませんが、これから素晴らしい人生にして、おおいに楽しんでいきたいものですね!!(笑)
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