私が休日で妻がパートの時に、子どもを見る日がちょくちょくあります。そういう時はたいてい子どもと出かけるようにしています。
そうしたことを繰り返す中で、近場は私自身が飽きてしまうようになりました。さて今度はどこに行こうかな、何をしようかななどと考えます。
今回の冬休みもそうしたケースがあり、そうだ！と思いつきました。それはカラオケです。子どもに初カラオケを経験させてあげようと。どんな反応を示すかワクワクします。
シャイでナイーブな私ですが、カラオケは社会人になってから行くようになり、恥ずかしさはあるものの歌うと気持ち良いなということを実感できるようになりました。
私が子どもの頃はカラオケは一般的に普及している感じではなかったですが、中学の時、小学校のクラスの同窓会みたいなのがありました。この時、カラオケを同級生の親が用意して、歌って歌って～みたいになった記憶があります。この頃はほんとにシャイで人前に出るだけでも恥ずかしいのに、歌なんてとんでもないという思いでした。
しかし何十年も経って振り返ると、ここで１曲でも歌っていたら人生変わってたかもと後悔してます。というのは小学校の時、引っ越した初恋ともいえる女の子がこの時に来ていたのです。小学校の時にチョコレートを貰ったこともあるのですが、わざわざ家まで来てくれたのに、その時に私は不在。ものすごくうれしかったのに、シャイな私は後からお礼も言えませんでした。そしてその女の子は、そのあと引っ越してしまった訳です。
この同窓会もどきの時も一言も交わすことなく・・ 今思えば何て情けないんだと思ってしまいます。もし１曲でも歌っていたら、向こうから話しかけてくれたかも、そうしたらその後の人生も変わっていたかも・・ そしてその子とは、この時を最後にずっと会えないままとなりました。
ほろ苦い思い出です（苦笑）。子どもたちには恥ずかしがって損をしてほしくないなと思います。小さいうちからカラオケに親しむことで、度胸が付いてシャイな部分を克服してほしいなとも思ったりしました。
そして、近くにあるコート・ダジュールへと行きました。ファミリールームに入り、２人ともちょっと不思議な空間にいるような感じです。そして私が１曲歌い始めると、２人が笑いだします。聞いているほうが恥ずかしいみたいな笑い方です。
子どもの反応ってほんとうに面白いですね。その後、結局２人とも歌おうとせず、２時間ずっと私が歌っていました（苦笑）。
ドリンクバーが付いて、大人と小学生と幼児で２時間。JAF会員割引もありましたが、祝日の午後で１２１２円でした。安い！ また行って子ども達に歌う楽しさを味わわせてあげたいものです。長男は踊ってはいましたが・・（笑）
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